<2000年12月号 広報誌「かよう」掲載>

故重森三玲先生が昭和44年に作庭された、京都誂友禅工業協同組合の友琳会館にある 『友琳の庭』 が、故郷の役場新庁舎の中庭に移築・保存されることになりました。


<友琳会館にあった故重森先生作 『友琳の庭』 >

平成14年度中の完成をめざして、現在敷地造成工事が行われている役場新庁舎に整備する予定です。友琳会館の改築に伴い、故重森先生の郷土へ復元する条件で無償で譲り受けました。
『友琳の庭』は熨斗(のし)模様をヒントにデザインされた池庭を中央に配し、その周囲を枯山水とした池泉鑑賞式庭園で、伝統的な日本庭園の中に現代的な味わいを盛り込んだ近代日本庭園の傑作と評されています。
庭名の『友琳』とは、友禅染の創始者と伝えられる宮崎友禅斎の「友」と、友禅斎が影響を受けたとされる江戸時代前期の日本画家尾形光琳の「琳」を組み合わせて、故重森先生自ら命名したものです。
この庭園が新庁舎に彩りを添え、また、来庁者の心を和ませてくれるでしょう。